自転車販売は、他の商品と違い販売店にて最終的な組立及びチェックをして販売する形態になっています。
当店では、下記の流れで新車組立実施しています。
①店舗に入荷して箱から出した新車は、7割程度工場にて部品の取り付けられた7分組といわれる状態です。
取り付けられていない部品もたくさんです。
②7部組の状態でフレームなどに傷がないか確認し、念のため作業前にフレームを養生します。
③養生後、フレームから部品を取り外します。
外された部品たち。ここで各部品に不良などないか確認します。
工場組立時に不良の見逃しなどが発生することがあるので工場側と店舗側の二重チェックです。
不良部品がある場合は、もちろん交換です。
今回は、チェーンが取り付けられていたのでFDとRDは、フレームに付いたままです。
RDは、プーリーをばらせば、外せます。
④そしてフレーム側の確認を行います。
主にベアリング部分の確認です。
組上げてしまうとなかなか確認できないところになります。
ヘッド内部
BBがスレッドの場合は、タップを立て直します。
⑤ホイールを確認。
⑥部品をフレームに組上げていきます。
ペアリングなどにグリスアップをしてから組上げていきます。
ハンドル・ステム・ワイヤが取り付けられました。
⑦組みあがり
当店の場合、展示車については、ご成約いただいてから最終の組上げとなりますのでこの状態は、9分組っといったところです。
ご成約後、フィティング作業をし、コラムカット・ワイヤカットを実施して完成となります。
以上、ヨシハラ商会の自転車組立の流れでした。